Ⅲ-8 常勤医二人のみ

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支援機構に現状分析をお願いしようかどうしようか悩んでいる時に病院で大事件です。

院長が交代して

4月からは前述(Ⅲ-4 病院の改革のために)の先生が入職してくれて、わたしが院長兼任になり、医局の体制はかなり強化されました。

新しく来てくれた先生の診断や投薬は、腑に落ちるもので、安心して任せられました。

そのため急性期亜急性期の病棟はわたしとその先生の二人で診て、それ以外の病棟は非常勤の先生ともともといた常勤の先生で診る体制で固まっていきました。

病院の改革も

もともとトロイカ体制で運営していた(Ⅱ-4 不思議なマネジメント形態)わけですが、毎週一回はそれまで三者で行っていた会議にも顔を出し、四者での会議とし、決めないといけない事、改善しないといけない事をわたしの名の下にスピード感を持って進めていくようにしていきました。

それと並行して、わたしはサテライトクリニックの開院準備や支援機構の話をどうしていこうかなどに頭を悩ませていました。

常勤の医師から辞表が提出される

病院の体制が少しずついい方向に動いてきていると思い始めた、夏も終わった頃、以前からいた常勤の先生から1か月後に辞めたい、と辞表が提出されました。

体制が変わってなんとなくやりにくくなってしまったのかもしれません。一緒に福岡の学会にいったり、時々食事にいったりとそれなりに仲良くしていたので残念でした。気配りできなかったのが申し訳なく思いました。

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